外界調査


外界調査とは、叡智の回収の為この世界の外である異世界にて調査を行う事である。

外界調査における心得

  1. 目的は事前調査もしくは叡智を得る事。それ以外の目的で外界への干渉は不要。
  2. 外界の問題(例えば戦争や差別、貧困、世界滅亡の危機等)には無関心・無干渉である事
  3. 戦争や滅亡は死の観察に適している為むしろ好都合
  4. 制御出来ない超存在に関しては一時的拘束や対処。そして調査後は記憶と痕跡の抹消を行い撤退する事
  5. 世界法則により拘束等が出来ない場合においては叡智の回収を優先とし、回収の難しい場合は固執せず撤退する事
  6. 叡智を得るというだけの思考でいれば外界に影響される事は無い。
    また、無害故に無敵という言葉が存在するように、その世界に何か害をもたらす(改変や搾取など)行いをすれば危険に晒される。

叡智

叡智とは、外界より得られる知識、魔法、魔力、感情、思想等、その世界の情報全ての濃縮体を指す。
情報を抜き出すのに必要な魔法術式と、解析魔法、今後も情報を得続ける為の魔法陣の設置及び組み込み等、基本的には叡智は魔法により形にして持ち帰る為、外界調査には魔法を扱える事が必須である。
世界の仕組みを理解しいち早く叡智を集めるにはあらゆる心理に根差した高度な知識が必要となってくる。

叡智を貯めればその世界への習熟度が高まる為、そうするとその世界への擬態が高まり潜伏がよりスムーズとなる。
また、その世界でも魔法が使える場合、その世界の叡智を集めり事でその世界の魔力を自身の魔力としてその世界の魔法が使えるようになる等、身体も変化させて行く事が出来る

叡智の奪取

裏切り等で叡智が盗まれてしまった場合、その叡智は回収した事事態が無かったことにされて元の世界へと返還される。

これは外界調査へ出る前の契約魔法に付随しており、外界調査に出ている者は叡智を悪用出来ないようになっている。

きちんとした契約の元でならば叡智の持ち出しなどが許される場合もあるが、そう言った場合はβ世界に戻る権利は剥奪され記憶を抹消される。

外界調査での魔法

  1. 設置型魔法陣
    地面や壁に描く魔法陣では無く、宙に描きその世界の魔力や力と結び付けて残す魔法陣。基本的には安全で、見つかりにくい場所に設置する。この魔法陣は叡智を抜き取る為に主に設置する。
  2. カスタム魔法陣
    その世界の調査に適した魔法をその場でカスタムし、その世界への潜伏度を増したり調査を有利に進める為に使う。カスタムした魔法陣を自動発動で施す事もある。
  3. 情報改変魔法
    自身の魂や肉体の情報を割り出し、その世界から得た叡智から割り出した情報より計算。
    計算により抽出した魔法式でその世界の調査に適した肉体や性質に変化する
  4. 契約魔法
    頼み事にしろ何にしろ全てを契約や取引によって成立させる。口約束は決してしない。
  5. その世界に適応した魔法
    その世界に魔法や能力などが存在した場合、叡智を利用してその世界の魔法や能力等をノアの民達も必要に応じて使う。
  6. β世界の魔法
    調査以外でのβ世界の魔法の使用は基本行っていない。目立つのと、秘密裏にやっていてもその世界の何かしらに情報を抜き取られる可能性があるため。緊急時等でない限りは基本使ってはいけない。自身の体内の魔力を使うこともあって、使用には危険を伴う。
    バラトからの許可が下りた上で使う事が多い。もしくは緊急時など

外界での定着・永住

定着
簡単には叡智が得られなかったり、場所や情報の量が多く叡智を集めるのに時間がかかる等の際に、定着という手段を取る事がある。
期間は定かでは無いが、50年以上定着してスパイのように潜伏している調査員も稀にいる。

永住
外界を気に入ったり、外界において得た絆から外界を離れ難くなる者が時折いる。
そう言った者はβでの情報が破棄され、β世界での記憶と叡智も抜き取られた状態で外界へと排出される。
そうなると基本もうβ世界へ戻ることは出来ない。魔術師でもなくなる

世界調査報告書

人間

(一般的な、人間世界にいる人間)

  • 非力ですぐ死ぬ。
  • 特別な能力や力を一切持たない

人外/モンスター

(幅広く分布する者達)

【吸血鬼&悪魔】

人間より優れた能力を持っているが一定の条件下で死ぬ

【魔物&魔獣】

人間より身体能力等が高い。一定の条件下で死ぬ

【アンデッド&ゾンビ】

不死。非力な事が多い(強い者もいる)

【能力者】

特殊な能力が使えるが普通に死ぬ

【人外&モンスター】

人間とは違う特徴を持っている。一定の条件下で死ぬ

魔法使い/β世界の民

(NO-I世界の恩恵を受けないまま体を自ら作り替えた者達)

  • 一定条件で死ぬ
    (普通に死ぬが通常の人間より頑丈)
  • 魔法が使える
  • NO-I世界で住人化した人間/人外より圧倒的に弱い

住人化した人間

(NO-I世界の食べ物や空気を取り込むことでその世界に体を作り替えられた者達)

  • 不死
    (ただし力を持った人外なら殺す事が出来る)
  • 身体能力の向上
    主に移動速度の上昇や力の上昇
  • 人外より圧倒的に弱い/劣っている
    (強さとエネルギー保有量のスペックが天と地の差)
  • 一般的な人間であれば手を振るうだけで殺せてしまう

神格人外

(NO-I世界の人外)

  • 不死
    (ただし同じ人外なら一部殺す事が出来る)
  • 人間は一切敵わない
  • 特別な能力等は種族によって異なる