IL world...

この世界はNO-I世界と通じた別の世界である。

『深淵箱』に入っている鏡には、鏡に映った自分ともう一人の自分を見ることが出来るという

この世界の特徴

  • 理性のあるゾンビが存在する

過去の発展途上な医療により蘇生されたものの体に継ぎ接ぎが残り半不死状態になった人間たち(現在の医療ならば継ぎ接ぎでない完全な体に回復出来るが、半不死では無く普通に寿命を迎えて死ぬ体に戻る為治療せず放置している者もいる)

 

  • 寿命がとても短い

赤ん坊から成長し、20歳くらいの年齢で成長がストップする。それから外見が老ける事無く数年が経つと寿命を迎え死ぬ。その為短命である

 

  • 異世界との交流が盛ん

異世界とのコンタクトを取る術がある。ただし、異世界人の脳内にアクセスする為その世界の様子は分からない。かなり高度な知識が必要になるが、今やネット感覚で広く利用されている

 

  • 老人が存在しない

20歳以上歳も外見も老ける事が無い為この世界には老人が存在しない。(この世界では20歳を越えた時点で歳を数える事をしなくなる)

 

  • 近未来的

死んだ人間を生き返らせたり、異世界の人間の脳にアクセスするなどかなりSFな世界

 

  • 先天性人格障害

前世の記憶を持って生まれてきたことにより、生まれながらに前世の人格が混在する障害が起こる子供が多い。転生回数が多い人間ほど人格が複数存在し、生活に支障をきたす例もある

 

  • 仮想現実への人格移植

仮想現実社会へのアクセスがより濃密になったこの世界では、ネットやゲームの世界へ実際に行っているのと変らない感触を得られる。今やビジネス等も積極的に仮想現実化が進み、仮想現実でのみ生きる者たちもいる程となった。しかし一つの肉体に一つの精神を持つ人間は仮想現実と現実を両立しながらも結局は現実でしか生きられない。だが複数の精神(人格)を有す人格障害者に関しては人格をネット社会へ移植し切り離すという事が治療の一環として存在している。だが仮想現実に置き去りにされた人格に関しての人権問題や道徳的思想からの反感など問題が多くある